前にも少し書いたテーマだが、
英会話スクールや、語学留学、その他ネイティブ外国人と
実際に英語で会話する際に「盛り上がらない」といって落ち込む人。
そして、「盛り上がらないのは、自分の英語がヘタだから」と
はっきり言うが、会話が盛り上がらないのは、語学力が
問題なのではない。これは心理学的にも明らかなことだ。
もちろん、語学力＝英語力そのものは、英語学習を続けるなら
間断なく上げてゆくべきだろうし、そのための努力は必要だ。
しかし、英会話の話が弾まないのは、語学力と直接関係がないということは
つまり、「何も落ち込むことはない」ということ。
まず、ネイティブ外国人のすべてが、良い人であったり、
あなたの話に耳を傾けてくれるわけではない。
いくら英会話スクールの講師であろうと、身勝手であったり粗雑な
人間、気配りのない人間も存在する。
あなたのホンネの部分で「コイツあわねーな」と感じているなら、
とっとと切るべきだ。
「自分に英語を教えてくれている先生なのだから」
という遠慮は、ここでは必要ない。義務教育ではないのだから。
要するに、ネイティブ外国人にもいろんな奴がいて、選ぶのはあなたなんだ、
次に、会話を弾ませるコツは？
ということになるが、これは「感情を共有すること」につきる。
たとえば、最近世間で起きた事件についてあなたが感じた悲しみとか、
家族が増えた喜びとか、そういう「感情」を語ることだ。
そういう「感情」がベースになっていれば、相手も乗ってきやすく、
共感が生まれて会話は自然と盛り上がる。
ここで多くの人が間違えているのが
康泰導遊、感情ではなく「情報」ばかり話してしまうこと。
「～というお店のこと、知ってますか？」
「日本には～という習慣があるんです」
「最近、仕事で部署を変わりました」
これらはどれも、単なる「情報」である。
そして、「情報」に対しては、相手も、「ああそうなんですか」としか
答えられないのだ。
相手を見極め、こっちから選ぶ。
情報ではなく、感情を表現して、共有する。
これだけでも、英語の会話は１０００倍楽しくなるだろう。
もしあなたが、英語で感情を共有するコツや、
盛り上がるための英語表現をプロから教えてほしいなら、
ここが役に立つだろう。
